ぽっちゃりさん

「ぽっちゃり体型だから振袖が可愛く着こなせるか心配…」という方も少なくないはず。ここでは、ぽっちゃりさんに似合う振袖デザインやスタイリングポイントを紹介します！

ぽっちゃりさんに似合う振袖とは？お助けアイテムもチェック！

【デザイン】

振袖のデザインはさまざまですが、たとえば柄に注目すると、縦に入っている柄・横に入っている柄がありますね。ぽっちゃりさんにおすすめなのは、縦柄のタイプ。なぜかというと、縦に入った柄は上から下への流れがあるため、スッキリとした印象に見せてくれるのです。斜めに流れるように入っている柄もおすすめ。また、柄の大きさが小さ過ぎないものや、色数の多くないもの、上半身に柄が多くないものを選ぶと、よりスッキリきれいに着こなせます。

【似合う色】

色には、膨張色と収縮色がありますね。膨張色とは、文字通り、膨張させて大きく見せる効果のある色で、赤やオレンジといった暖色系、白やパステルカラーといった淡い色が当てはまります。反対に収縮色とは、収縮させて小さく見せる効果のある色で、青や緑といった寒色系、黒などの濃い色が当てはまります。もうお分かりかと思いますが、ぽっちゃりさんにおすすめなのは収縮色。青、緑、紫、黒系の色を選ぶと、引き締め効果でスッキリ見えますよ。

【髪型】

同じぽっちゃりさんでも、フェイスラインや顔の肉付きは人それぞれ。そのため、一概に「ぽっちゃりさんに似合う髪型」というのはありませんが、ぽっちゃりさんに比較的多い丸顔の人がスッキリと見せるコツはあります。
以下に、まとめてみました。

• 大きなもの（髪飾り等）を顔の近くに飾り、目線をそちらへ行かせて小顔効果を狙う
• 縦にボリュームを出して、縦長シルエットを強調する。
• 前髪を斜めに流し、フェイスラインをシャープに見せる。

【お助けアイテム】

ぽっちゃりさんは、胸元もふくよかな人が多いですよね。そのため、普通のブラジャーではなく「和装用ブラジャー」を着けてスッキリ見せましょう。また、着こなしのポイントとしては、衿元を詰め過ぎないこと、後ろ衿にも少し余裕を持たせること。この2点を心掛けると、首筋がスッキリ美しく見えますよ。それからヒップ廻りが気になるという方も多いと思いますが、その場合は帯を変わり結びなどにしてカバーすることも可能です。

振袖リメイク（ママ振）での解決方法とは？

「お母さんは昔細かったから、自分も同じサイズの振袖が着られるか心配…」という方も大丈夫！

振袖リメイクなら、自分の体型に合ったサイズに仕立て直してもらえます。身幅・身丈・袖丈などを直せるので、自分にぴったりのサイズになりますよ。

また、「この部分の色を変えたい」「柄をプラスしたい」といったアレンジもできるので、ぽっちゃりさんに似合うデザインにアップデートすることも可能！上で紹介したようなポイントを押さえて、自分にぴったりの振袖にリメイクしてみては？

ただ、中にはリメイク向きでないデザインもあるほか、保管状態や使用頻度などによってどの程度までのお直しができるかは違ってくるようなので、プロ目線でしっかりアドバイスをしてくれる専門スタッフがいるお店に依頼すると安心です。

ぽっちゃりさんに似合う振袖の要素をおさらい

ここまで、ぽっちゃりさんに似合う振袖デザインや着こなし方について解説してきました。最後に、ポイントをまとめたいと思います！

• 柄が縦や斜めに入ったデザインはスッキリ見せてくれる
• 柄が小さ過ぎないもの、色数が少ないもの、上半身に柄が少ないものを選ぶとよりスッキリ見える
• 青、緑、紫、黒などの収縮色は引き締め効果が期待できる
• 丸顔カバーには、大きな髪飾りを顔の近くに付ける、縦ボリュームを出す、前髪を斜めに流すのがおすすめ
• 和装用ブラジャーで胸元をすっきり見せる
• 衿元を詰め過ぎず後ろ衿にも余裕を持たせると首筋がキレイに見える
• 帯を変わり結びなどにするとヒップがカバーできる

実は、振袖を含め和装は、細身体型よりも少しふっくら・ぽっちゃり体型のほうが似合うと言われています。上のようなポイントを押さえて、誰よりも素敵な振袖姿で皆を振り向かせてくださいね！